3月の活動報告

今月もドキュメントのまとめ、実用新案図面準備をメインにしていて、完成した製作物はありません。写真はフロントドライブのユニットでバラックです。フロントドライブは手掛けないと、はじめに決めたのですが、どうしても、折り畳みとか分割とか、他の輸送手段に載せることを想定すると、フロントドライブの誘惑に勝てません。特に写真のような、クランクホイールは固定側にあり、ねじれるフロントフォークにある駆動前輪にチェーンで伝達するタイプではいくつかの制約が出てやや使いにくいのではないかという思いと、やはり、見た目がすっきりしません、スマートにまとまらないのではとの思いが残り、やらないと決めたのですが、乗れる程度の物は作ってから判断しようと、隙間時間にやっています。そんな思いでやるので、なかなかちゃんとした物にならず、余計うまく行かないということもわかっているのですが、それが現状です。いろんなことがなかなか思うように行かないのですが、ま、気楽に取り組んでいます。

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参考にした特許

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U.S.Patent

5509678

日本でも販売


U.S.Patent

5620196

フレーム構造

低座自転車という呼称は一般的な用語ではありません。セミリカンベント(少し横たわった)という呼称が使われていす。1930年前後には既にその形態の自転車が存在し、現在でも販売もされていますが、もっと形をイメージできる呼称が欲しかったので、低座自転車としました。

低座自転車は

 構造を単純化できる可能性がある

 足つきが良く、倒れににくい

 屋根付きの域が広くなる

一方で、

 乗りこなしにやや慣れがいる

 走り出しのパワ―が出しにくい

 (坂道での登り発進が難しい)

 駅まで、学校まで、近くの買い物まで、主に平地地域で使用に向いています。

 「工作の好きな人は<おだわら自転車>を作る」という文化を実現したく活動しています。(20190119修正)

 

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セミリカンベントですが、「おだわら自転車」

と呼んでいます

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